レクサス購入 |
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レクサス購入までの道のり |
みんなのレクサスライフ TOP トヨタ、マークXを購入することを決意しつつあるとき、参考までにと考え、ふっと寄ったレクサス店。 噂では富裕層しか相手にしないと言われている、トヨタが立ち上げた新たな販売チャンネルであり、カー雑誌等でも話題が多い。 しかし、どこからどう見ても富裕層には見えない私に対して、かなり親切丁寧な対応ではないか! こちらとしてははなから買う気がないから、黙って車を見物したいだけなのに、何やら色々と説明してくる・・・これが、これから長い付き合いをさせて頂くスタッフのMさんとの出会いであった。 |
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【レクサス購入までの道のり】 お店に足を踏み入れ、展示車を眺める。 GS、SCは確かに高級感がある。しかしとても購入する気にはなれないな・・・表示されている価格はGS430が何と800万円に到達している。 後で考えると、マークレビンソンなど、あらゆるオプションを装着しているものであったからなのだが、300万円オーバーで何とかマークXの上級グレードを・・・くらいに考えている私にとっては全く関係がない。 その隣にSCが展示されている。これはソアラだな・・・何て言っていると、若いスタッフが歩み寄ってきて、従前のソアラとの違い、改善点などを説明し始めた。 「どっちみち買わないのだから」と心の中で思いつつ「へーそうなんですか」とを相づちをうつ。 そして、その向こうに、何だか小さめな車が展示されている・・・。 「レクサスもこのくらいのが売ってるんですね!何か見た目も他の2車も地味だし。」 と、価格表示を見ると・・・何と500万円近いじゃないか。 「これが、レクサスISです。私もこれが欲しいんですよね」とスタッフが呟いた。 パッと見は地味に思えたスタイル、よく見るとかなりスタイリッシュである。何よりもドアを開けて中を見ると、後部はやはり狭いものの、かなりの高級感がある。 私「値段がだいぶ高いだけあって、マークXよりは高級感がありますね」 スタッフ「比較対象はマークXじゃなくて多分クラウンだと思うんですよね」 私「でも、旧アルテッツァなんでしょ?」 スタッフ「では試乗してみますか?」 私「・・・ええ」 どうせ買うはずがないのに・・・少し申し訳ない気持ちがしていたが、そう言われて断るのも何だし、試乗させて頂くことにした。 用意されたのは、レクサスIS250バージョンS 「ドン」という静かで低い音ドアを閉める時の音・・・何だか今までの車と少し違う感じだ。 現在では大衆車にも多く採用されているワイヤレスキーとスタートボタンだが、これを押すとスピードメーターとタコメーターが一回振れる演出あり、静かにエンジンが始動する。 安っぽい演出だとかなり批判されている方もいるが、恥ずかしながら当時の私は「おおー」となってしまった。 「今エンジンかかっているんですか?」一緒に試乗している彼女が言った。確かにエンジンがかかっていないのかと思うくらい振動も少なく、静かだった。 市街での試乗だから、あまり攻める走りはできないけど、スタッフは敢えて比較的路面が荒くなっているところを誘導し、サスペンションの良さを説明したりした。 当時ののバージョンSの足回りは硬過ぎるとかなり批判されていたが、テイン車高調の入った90マーク2に慣れている私にとっては硬さはあまり気になるものではなかった。 「ちょっと代わって!」 彼女が運転席、私は助手席へと移った。 後部座席のスタッフが、車の説明をしてくれたり、また世間話をしたりした。マークX購入を考えていること、レクサスを買う可能性は限りなく低いこと、決して高所得者ではない、平凡なサラリーマンであることなどを正直に話したりもした。暫しの時間であったが楽しい試乗ができた。 「確かに・・・確かにいい車だ。でも・・・高い」 これが素直な感想だった。スタッフにもそう告げたのだが。 「じゃ、見積りをとってみましょうか」 となって商談ルームへと案内されてしまった。 次ページ「レクサスオーナとなる」へつづく |
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